DEMO音源製作

「これがうちのバンドです」って人様にちゃんと聞かせることのできるものが無かったんですよね。前々から話は出ていたんですがなんだか始めるタイミングを逸しておりました。やっとのことで製作開始です。
昨日はスタジオにてドラムを録音。



あんまり複雑なマイキングをしても収集がつかなくなるのは目に見えているので、シンプルにスネア、バスドラ、オーバーヘッドの3マイクセッティング。スネアとバスドラはSM58、オーバーヘッドはAKGのC2000B。
M-AUDIOのFASTTRACK ULTRAを介してMacBook Air、DAWはLogicExpressです。ケーブルやら電源やら音質向上に関しては言い出したらきりがないので、あまり気にせずサクッと録音です。まぁお気軽に録ったにしては十分な音質で録れたのではないかと。
ドラマーはガイドとしてラフに録ったギターとクリックを聞きながらプレイ。クリックを聞きながらたたくという普段やり慣れていない行為に苦戦しておりました。実はこんなにリズムがブレているんだということをみんなが再認識。やはりリズムは大切です。

ところでMacBook Air、実際に使う前はやはりCPUの非力さが気になっていたのですがまったく問題なし。ぜんぜん余裕の状態でした。まああまり重いプラグインを使っていないというのもありますが、それにしてもこの安定感は素晴らしい。

録りは2曲。
全てのパートの録音〜ミックスダウンまでをなんとか年内までに完了したいとおもっております…。





にほんブログ村

iTunes Store の一件

さて、みなさんご存知のとおりiTunes StoreでBeatlesの楽曲配信が解禁となりました。



いろんなブログを見ていると“Appleにがっかりした”とか“なんでBeatlesでそんなに騒ぐの？”などと言う書き込みをけっこう見かける。
う〜ん、ひじょうに残念。
まぁAppleファンが必ずBeatlesファン或いは洋楽ファンというわけではないし、受け止め方は人それぞれだからそういう想いを否定するつもりはありませんが…。

かく言う私もことさらBeatlesのファンというわけではありません。リアルタイムで彼らの全盛期を体験している世代でもありません。しかし洋楽ファンであり僅かながらでもバンド演奏などを齧っている者の目線からすると、やはり今回の事はそれなりのビッグニュース。

Beatlesが様々なアーティストに与えた影響というのは、それこそ計り知れない物があるわけです。あなたが現在パンクをやっていようがグランジをやっていようがデスメタルをやっていようが、そのDNAを解析していけば、実はBeatlesの遺伝子が必ず組み込まれている！っていうくらいの影響力なわけです。

ビッグネームにはつきもののいろんなややこしい話が山ほどあって、Beatlesのデジタル配信というのはこれまで実現していなかった。スティーブ・ジョブズとしても、あれだけ自身を持って世に送り出したiTunes Storeではあるけど肝心のBeatlesだけが抜け落ちている。いつか必ずなんとかしてやるという想いを常に秘めていたのだと思います。ジョブス的には今回の事が実現して、やっとパーフェクトなiTunes Storeの完成といったところなのではないでしょうか。

日本のAppleユーザーとAppleの温度差はなかなかな大きい物がありますが、ぶっちゃけ今年の新製品ラッシュに加えてさらなるONE MORE THINGはいくらなんでもないでしょう。しかもネットオンリーでの発表ということを考えればなおさらです。

しかしまぁ今回の解禁が各業界に与える影響は大きいでしょうね。
Beatlesをデジタル配信することで、音楽を供給するスタンダードなスタイルはもうデジタル配信である！という事実がこれだけ印象づけられたわけですから。
良くも悪くも、たしかに忘れられない日となりました。（笑）




にほんブログ村

GUITAR HEAVEN/SANTANA

まったくもってノーマークだったんですが、御大カルロス・サンタナが面白いアルバムをリリースしていたんですね♪

GUITAR HEAVEN


いわゆるカバーアルバム…っつーかコピー！？

1. Whole Lotta Love (featuring Chris Cornell)
2. Can't You Hear Me Knocking (featuring Scott Weiland)
3. Sunshine Of Your Love (featuring Rob Thomas)
4. While My Guitar Gently Weeps (featuring India.Arie & Yo-Yo Ma)
5. Photograph (featuring Chris Daughtry)
6. Back In Black (featuring Nas)
7. Riders On The Storm (featuring Chester Bennington & Ray Manzarek)
8. Smoke On The Water (featuring Jacoby Shaddix)
9. Dance The Night Away (featuring Pat Monahan)
10. Bang A Gong (featuring Gavin Rossdale)
11. Little Wing (featuring Joe Cocker)
12. I Ain't Superstitious (featuring Jonny Lang)

1曲目からZEPって…（汗
デフレパからAC/DC、さらにはディープパープルまで！
なんという選挙区！じゃなかった選曲！
いや〜すごい企画だわ。
なんかこういうの、日本のアーティストがやるとダサダサでエラいことになるケースが多いですが、そこは御大、ええ感じです。原曲とサンタナ色のミックス加減が絶妙。

ただ単に流行りに乗ったアルバムなのか、あるいは深い意味合いがあるのか？
などと余計なことは考えず、ギター弾きならとりあえず楽しみましょう♪




にほんブログ村

SONY MDR-CD900STのメンテ

あちこちでレビューが上がっているので今更クドクド書くことはしないでおこうと思いますが、とにかくMacBook Air 11は良いです。気になっていたLogicExpressの動作も問題なさそう。軽快に動いています。前回書いていたように、【Airを持ち出してレコーディング→MIXはデスクトップ】というワークフローがちゃんと実現しそうです。



レコーディングにあたってどうしても必要になるヘッドフォン。ウチにもスタジオモニターとしては定番のSONY MDR-CD900STがあるのですが、買ってからずいぶん時間が経っているのでいろんなところがボロボロ。来たる録音の準備としてメンテナンスしてやることにしました。

自分の持っているSONY MDR-CD900STは業務仕様だけど本体表記にSTのないモデルです。ごく初期のものですかね？
ご覧のとおりイヤーパッドはボロボロ。つーかちょっとヒドすぎ（汗）
左がこれまで付いていたもの、右が補修用の新品パーツです。


ケーブルも油分で硬化しちゃってたので交換。
慎重にハンダ付け。


もちろんウレタンリングも交換。


はい、見事に蘇りました♪


いや〜新しいイヤーパッドは装着感が良いですな。
久々に使ったのですがやっぱり良い音してますね〜このヘッドフォン。
さて、あとは録音を頑張るのみ！




にほんブログ村

MackBook Air 発注！

かれこれ十数年、パソコンはMac一本です。
MacユーザーとしてはAppleにあまりお布施を払わない貧乏ユーザーですが…（汗）

久々にお布施をせざるを得ないマシンが登場しました。
あちこちで取り上げられていますのでご存知の方も多いと思いますが、MacBook Airです。



基本的にノートパソコンは使わない人間です。たいていのことはiPhoneで事足りてますし、自宅・仕事場以外でそこまで気合を入れた作業はしませんので。
思い起こせば、その昔SONYとAppleがコラボしたPowerbook 2400c（古っ）を購入して以来になりますね〜、Appleのノートを購入するのは。

で、なぜに今さらMackBook Air？
ズバリ、バンドの録音のためです。

これまでノートパソコンの購入を躊躇させていた要因が、今回のMacBook Airで見事なまでにクリアされました。
大きさ・重量・価格・快適なパフォーマンス。
発表直後はパフォーマンスに関して懸念のあったMacBook Airでしたが、ドライブのSSD化による恩恵は凄まじいようで、今さらなCore2Duoにもかかわらず大変快適な使用感のよう。

録音の際の環境としてはM-AUDIOのFast Track Ultraを介してLogic Expressという流れですが、重いプラグインを使用しない方向であれば動作は問題ないと読んでいます。MacBook Airはあくまでも録音にあたっての使用で、プラグインを多用したミックスはデスクトップにデータを移行して行う。これで完璧！？
実際に現場で使用してみないと見えてこない問題点もありそうですが…。

なにはともあれ小さなショルダーバッグの中にハイクオリティな録音環境をマルッと詰め込んで持ち歩けるというのは、なんとも嬉しい。実機の到着が待ち遠しいです♪




にほんブログ村