かなりの長期に渡ってプレイすることを停止していた
おっさんギタリストが、プレイヤーとして再生する
日々を綴る…。
って、まぁそんなたいそうなもんじゃありませんが。
さて、昨日に引き続いて作業記録Part2。
◆アンプセッティングの追い込み
かな〜り長い時間を費やしてできあがった69年Princeton Reverb 改。
待った甲斐があって、とても満足のいく仕上がりになっている。
モディファイにあたって行った内容は以下の通り
1、使われているパーツの定数の見直しによるトーンモディファイ
2、パワー管の交換
3、MIDコントロールの追加
4、DRIVEモードの追加
それでは簡単に説明していきましょー。
◆アンプセッティングの追い込み
かな〜り長い時間を費やしてできあがった69年Princeton Reverb 改。
待った甲斐があって、とても満足のいく仕上がりになっている。
モディファイにあたって行った内容は以下の通り
1、使われているパーツの定数の見直しによるトーンモディファイ
2、パワー管の交換
3、MIDコントロールの追加
4、DRIVEモードの追加
それでは簡単に説明していきましょー。
まず、トーンモディファイ。実際の数値的な事はわからないのだが、ビルダーの方に
サウンドのサンプルを渡し、それをベースに基本の音決めのための定数変更を行って
いただいた。具体的にはブーミーな低域を削り中域のコントロールを強化。
次にパワー管を良質なものに交換&バイアス調整
今回はビルダーの方がストックされていた50年代のRAYTHEONのブラックプレートを
使用していただいた。このチューブ、web等での評価が大変高いもので、ピッキング
よりも先に音が出るなどと比喩される位レスポンスがよろしい。
プリンストンはもともとバイアスの調整機能を持たないため、これを追加した上で
バイアス調整を実施。本当はプリ管も変えたかったのだが、今回は予算の都合で断念。
もともと無いといえば、このアンプにはMIDのコントロールも無い。
デラリバなんかもMIDはありませんが、好みの音を作っていこうと思うと、これは
ひじょーに不便。ということでMIDコントロールを追加。本来ビブラートのフット
スイッチ用の穴を使いノブを増設。
これは本当に有効なモディファイだと思います。音作りの上で中域というのは実に
重要なポイントである訳でして、出て来る音の幅が全然違ってきます。
そしてドライブモードの追加。これはもともとついているビブラート用のチューブを
流用して、オーバードライブ用の回路を新規に追加して組み込むというもの。
外観はこんな風に。このモディファイは海外のWEBなどではちらほら見かけます。
このトグルスイッチをONにするとドライブモード。OFFの時はこの回路はスルー。
ビブラートのINTENSITYノブがドライブ回路の入り込むレベルを調整するボリューム。
通常のボリュームとこのボリュームの開け方次第でクランチのキャラクターがかなり
変わります。しかし、正直なところ今回はこのモディファイに関しては余分だった
かなぁという気がしています。というのも、ベースになるトーンモディファイを
施していただいた時点でもともとのゲインもかなり上げめにセッティングしてもらった
のですが、ペダルの併用を考慮するとそれで十分なオーバードライブが得られる
んですよね。ドライブモードをONにすると、そりゃもう荒れ狂うといいますか…。
当面、使用することはなさそうです。あるいは新たな使い方が発見できるかも
しれませんが。
大きなモディファイはざっとこんなところ。その他にも帰還の回路をとっぱらったり
線材の交換などといったこともありました。
個人的にオリジナル性にはこだわっておりません。素性の良いアンプをベースに
自分が使いやすい実戦向きのアンプに仕上げるというのが基本方針。そりゃブラック
フェイスの超レアなブツだったりしたら話は違うのかもしれませんが。
それにしても良いアンプに仕上がりました。クリーン、クランチともに絶妙です。
けっして現代の最新のアンプのような耳障りの良い無難な音ではありません。
しかしクリーンでもドライブさせても思いっきり抜けまくる圧倒的な存在感。やはり
素晴らしい物があります。特にドライブさせた時の艶はなんともいえません!
でもって、音がデカイですな〜コイツ。数値上はたかが12W。
しかし、出て来る音は凄まじくラウド!!びっくりします。小さな箱でのライブなら
余裕でこなすでしょう。
今回、本当は音源もアップしようと思ったのですが、ちょっと長くなってしまい
ましたので、それは次回にまわしたいと思います。
ということで、次回はバイオリントーンへの挑戦編と題してまいります!!
サウンドのサンプルを渡し、それをベースに基本の音決めのための定数変更を行って
いただいた。具体的にはブーミーな低域を削り中域のコントロールを強化。
次にパワー管を良質なものに交換&バイアス調整
今回はビルダーの方がストックされていた50年代のRAYTHEONのブラックプレートを
使用していただいた。このチューブ、web等での評価が大変高いもので、ピッキング
よりも先に音が出るなどと比喩される位レスポンスがよろしい。
プリンストンはもともとバイアスの調整機能を持たないため、これを追加した上で
バイアス調整を実施。本当はプリ管も変えたかったのだが、今回は予算の都合で断念。
もともと無いといえば、このアンプにはMIDのコントロールも無い。
デラリバなんかもMIDはありませんが、好みの音を作っていこうと思うと、これは
ひじょーに不便。ということでMIDコントロールを追加。本来ビブラートのフット
スイッチ用の穴を使いノブを増設。
これは本当に有効なモディファイだと思います。音作りの上で中域というのは実に
重要なポイントである訳でして、出て来る音の幅が全然違ってきます。
そしてドライブモードの追加。これはもともとついているビブラート用のチューブを
流用して、オーバードライブ用の回路を新規に追加して組み込むというもの。
外観はこんな風に。このモディファイは海外のWEBなどではちらほら見かけます。
このトグルスイッチをONにするとドライブモード。OFFの時はこの回路はスルー。
ビブラートのINTENSITYノブがドライブ回路の入り込むレベルを調整するボリューム。
通常のボリュームとこのボリュームの開け方次第でクランチのキャラクターがかなり
変わります。しかし、正直なところ今回はこのモディファイに関しては余分だった
かなぁという気がしています。というのも、ベースになるトーンモディファイを
施していただいた時点でもともとのゲインもかなり上げめにセッティングしてもらった
のですが、ペダルの併用を考慮するとそれで十分なオーバードライブが得られる
んですよね。ドライブモードをONにすると、そりゃもう荒れ狂うといいますか…。
当面、使用することはなさそうです。あるいは新たな使い方が発見できるかも
しれませんが。
大きなモディファイはざっとこんなところ。その他にも帰還の回路をとっぱらったり
線材の交換などといったこともありました。
個人的にオリジナル性にはこだわっておりません。素性の良いアンプをベースに
自分が使いやすい実戦向きのアンプに仕上げるというのが基本方針。そりゃブラック
フェイスの超レアなブツだったりしたら話は違うのかもしれませんが。
それにしても良いアンプに仕上がりました。クリーン、クランチともに絶妙です。
けっして現代の最新のアンプのような耳障りの良い無難な音ではありません。
しかしクリーンでもドライブさせても思いっきり抜けまくる圧倒的な存在感。やはり
素晴らしい物があります。特にドライブさせた時の艶はなんともいえません!
でもって、音がデカイですな〜コイツ。数値上はたかが12W。
しかし、出て来る音は凄まじくラウド!!びっくりします。小さな箱でのライブなら
余裕でこなすでしょう。
今回、本当は音源もアップしようと思ったのですが、ちょっと長くなってしまい
ましたので、それは次回にまわしたいと思います。
ということで、次回はバイオリントーンへの挑戦編と題してまいります!!
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その昔、恐れ多くもギターで飯を食おうと思っていた事もありましたね〜。現在はWEBの制作、管理、各種の撮影等をしておりま〜す。
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