再生計画その六／やっぱり気持ち良さ優先！

ギターに限らず楽器を弾く時って、理想の音で心地よく弾けた方が良いよね！
自分が出している音に陶酔する…。
これって結果的には良いプレイにも繋がることではなかろうか。
練習の時だって気持ち良いにこしたことはない！
人間皆、気持ち良いことが好きなのさ！！
…ってちょっと違う方向に行きそうなので軌道修正（汗

そんなこんなで、やっぱ気持ち良くなりたい（クドイ）ですんで、金銭的な
ことは考えずに（良いのかオレ！？）再度アンプ探し。

若かりし頃はMarshallを基本とするヘヴィなサウンド一辺倒であった私も
齢を重ねるごとに、本来ギターの持つ生々しいサウンドやピックアップの
ポジションによるバリエーションを楽しみたいという欲求が頭をもたげて来た。
もちろんMarshallでもそれは可能なのであるが、今体が欲しているサウンドは
Fenderの音！
まずクリーンが限りなくクリーンであること。ってすごい曖昧な表現ですな ^ ^;
これは言葉ではすごく表しにくい。Fenderのアンプを鳴らしたことがある方
なら理解できると思うが、一歩間違うと耳に痛いアノ音である。
そして、そのニュアンスを残したままのドライブサウンド。
ピッキングの強弱にそのまんまついてくるドライブサウンド。これが理想。
ようするにSRVじゃん？って声も聞こえてきそうですな。
たしかにレイボーンの音は素晴らしい。しかし個人的にはもう少しウォームに
歪み成分をプラスαしたいところなのである。

いろんな要素を加味して考えると、結局ブラックパネルあたりに落ち着くわけ
だが、現在ブラックパネルはもろに高沸中！人気のデラリバなんかだと普通に
30万オーバー orz　しかもデラリバは公称値22Wとはいうものの、チューブの
22Wであるからかなりの爆音。なおかつ家庭内でドライブサウンドを得れる
とこまで目盛りを上げるなどということは事実上の犯罪。
でも現行のHotRodとかはやっぱちがうんだよな〜。
悩みに悩み抜き、家庭内である程度犯罪行為を犯す事を前提に行き着いた結果は
「Princeton Riverb」
プリンストンリバーブである。ま、こいつにしても公称値12〜15Wであるから
正直なところ自宅でボリュームをどこまで上げれるかは疑問なところではあった。
しかし、やっぱフェンダーのあのリバーブは欲しかったし、ちょっとしたライブ
でも対応できるという事を考えると、さすがにChampまでサイズダウンすること
はできなかった。
なかなかPrincetonの良い出物に巡り会えなかったのだが、とあるギターショップ
にて銀パネのプリンストンを発見。本当はドンズバのブラックが良かったのだが
この銀パネは'69製でグリルにアルミのフレームがついているタイプ。巷では
ブラックフェイスとほぼ同じ回路であると言われている代物。
物は大阪にあるのだが私は広島在住。本来ならこんな買い物、絶対に弾かずに
するべきではないのだが、ショップオーナーの人柄と「ギャンギャンに歪みまっせ〜」
という言葉を信じて、お買い上げ。そのブツがこれである。

ついに手を出してしまったヴィンテージフェンダー。
だいたいこれまでの経験からすると、買ったからと言ってそう簡単に幸せには
なれないというのが定番の流れ。はたしてこいつはオレを幸せにしてくれるのか！？

以下次回