かなりの長期に渡ってプレイすることを停止していた
おっさんギタリストが、プレイヤーとして再生する
日々を綴る…。
って、まぁそんなたいそうなもんじゃありませんが。
実際に手に取って見てみると、その小ささに改めて驚きます。
いや、ほんと小さい。左上のスリットが入っている部分にバルブがありまして
スイッチを入れますと赤々と輝きます。エレハモのバルブが入っていました。
私、足のサイズはそんなに大きくないですけど、TONELAB STに足を乗せると
こんな感じです。
ちっちぇ〜!
さて、それではレビューをば。
●音質面
ぶっちゃけVOXのシミュレーションタイプのアンプのヘッド部を抜き出したものですから
およその予想はついていましたが、やっぱそのとおりです。
VOXのシミュレーションタイプのアンプを使った事がある人なら想像が付くと思います。
好みの問題は置いといて、VOXのシミュレーションはなかなかよく出来ています。
以前から何度も書いてきましたがコストパフォーマンスは最高です。
で、それがVOX TONELAB STにて極まったという感じですね。
前回のエントリーで書きましたが、これを購入した動機はどこにでもあるJCで、そこそこな
音を出すためなわけです。先週のスタジオではギターとシールドとVOX TONELAB STのみという
潔いセットで挑みましたが、正直これは使えますよ。
まともに取説も読まずに持っていったのでスタジオで取説とにらめっこしながら使ったり
してましたから、セッティングを追い込むところまでは行きませんでしたが、十分実用に
絶えます。JCから気持ちの良いドライブサウンドが鳴り響いておりました♪
●操作性
問題はこっちですかね。
さすがにこのペダルはちょっと使いにくいですね〜。各種のパラメーターがアサインできて
便利このうえないのですが、いかんせんちっちぇ〜よと。
パラメーターのアサインの仕方も少々わかりにくいかな。
内蔵エフェクトは当然ステレオ仕様なわけですが、アウトプットは一つ。
プラグはステレオ仕様になってるわけですが、普段使ってるシールドをつっこむと当然モノラル。
アンプをステレオで鳴らそうと思ったらY字のケーブルが必要です。これは面倒。
あと、DSPがしょぼいですね。プログラムチェンジで音切れします。(涙
私的にはライブへの投入も想定していましたんで、この音切れは辛い。
ちょっと妥協できないほどはっきりわかっちゃいます。
今時のマルチではあまりないんじゃないかなぁ。
この値段で出しちゃった皺寄せが来ちゃってるってとこですか?
ライブで大マジになんか使うなよ!…と。
個人的にはこれが一番残念なポイントです。
プログラムチェンジはアップダウンしかできませんから、プリセットを作る時には
工夫して作らないといけませんね。基本になるプリセットを一つ作ってその前後に
バリエーションを作る…みたいな。
●総評
音質的にはほぼどんなシチュエーションでもこなせる良質な製品だと思います。
良い音してます。
マルチエフェクターと言うよりはプリアンプのノリですね。
ダウンサイジングにより、ペダルやフットスイッチの操作性は犠牲になってます。
DSPの演算能力も今ひとつ。
演奏中に何個もプリセットを切り替えるような使い方には不向き。
それさえなければ、ライブでも十分使えます。
ホームユースならなんの問題もないでしょう。
片手でひょいひょいと持ち運べるこの大きさ、リーズナブルなお値段。
とりあえず買っとくか?ってくらいのノリで手に入れてもOKでは♪
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その昔、恐れ多くもギターで飯を食おうと思っていた事もありましたね〜。現在はWEBの制作、管理、各種の撮影等をしておりま〜す。
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